やっと解ったS207の素晴らしさ。STIの名車になるかも。
S207は11:1のステアリングギヤ比やブレンボ6/4Potブレーキ、NBRではカーボンウイングに目が行き、ガンガンに走る車だろうと思われていると思います。
この車はさらにライトサーキットパッケージ追加でより走り志向。
最初は重たい感じで「失敗したか・・・」と悩みました。
全体の渋みが取れたのはなんと3万キロ走行後です。
新車の時、「ウイング付きでか?」と大変気になった100km/h走行時のピッチング傾向も不思議に収まりました。
GRBのチューニングカーから乗り換えたためか、鈍重なエンジンフィールにがっかりし、軽量フライホイールや強化クラッチに変えました。
それでも「こんなものなのか・・・」と悩んでいるうち、2万6千キロ突破くらいから文句のつけようのないフィーリングに。
一度速度が乗ればシンクロの使用はミニマムで行けるくらいに回転合わせがピタリと決まります。
オーナーのひいき目ですが、この車のエンジンは400台中のトップランクだと思います。
軽く踏んでもフルブレーキでも絶妙なフィーリングのブレーキも最高。
結論:
「S207はしまい込まずに日常ガンガン乗って普通の日々を楽しむ車」です。
サーキットでタイムアタックには全く不向き。
しかしFSWのツーリングカー走行時間帯でライン取りに留意しながら、ブレーキが耐えられる範囲のゆっくり着実な操作で走ってみるとこれが結構速い。
タイヤ・ブレーキ勝負でガンガン行くより、ポール・フレール氏の著書を参考にすればよい感じです。
S207、S208や209の誕生で霞んでくるかとおもいきや、実は良さが再評価される車だと思います。
・・・
一枚目の写真はCanon REBEL XT、2005年発売に1万円ちょっとで買えた最新の18-55mm F4-5.6ISで撮影。
落としてしまって壊れていると思っていましたが、充電器が見つかったので8年ぶりくらいで充電してみたら復活。
13年前のデジイチがこのレベルで写るとは。
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STELLA55さん、こんばんは。
「S207はしまい込まずに日常ガンガン乗って普通の日々を楽しむ車」というお話にはとても共感できます。
私のB4は間もなく車検で26,000kmですがまだまだこれからいろんな部分が馴染んでいく感じがしております。
少なくとも他社製の日本車ではこのような感じはありませんでした。
スバルには長く乗っているオーナーさんが多いのも頷けますね。
S207のような高性能車でもそうなんですからメカとしての作り込みの思想が他社とは違うのかもしれないと思います。
ポール・フレール氏!
懐かしいです。
中学生から高校生の頃、私も彼の本を何度も読みました。
調べましたら「ハイスピ―ドライビング」だったんじゃないかと思います。
日本で彼ほど有名なモータージャーナリストはいないのではと思います。
ところで昨日は私が社会に出て初めて仕えた上司の方にほぼ20数年ぶりに会いました。
もう77歳になっておられますが、数十年前に起業をされて今も社長を務めておられます。
40年前はギャラン、その後いろいろ乗ってセルシオ、そしてここ数年はクラウンアスリートを乗り継がれたそうですが昨年インプレッサスポーツに買い替えたとのことでした。
でも「正直なところ俺が乗るクルマじゃないような気がする。運転しない女房もクラウンのほうが良かったと言っているし。アイサイトは確かにいいけど」とのことでした。
主な理由は「乗り心地がクラウンより硬いこと、四駆で車庫入れ時の小回りが利かないこと、ステアリングヒーターがないこと、シートクーラーがないこととアルミのペダルなどがやっぱり派手だね。」とのことでした。
確かにゴルフと買い物が主な乗り方の長年のクラウンオーナーさんには正直なところかなと思いました。
なぜまたクラウンにしないんですか?と伺いましたら「あのリアのデザインがどうしても好きになれない」そうです。
あれはやっぱり意見の分かれるデザインなんですね。
典型的なクラウンオーナーの貴重なお話が聞けた気がしました。
そしてクラウンからなぜインプレッサに?と伺うと「長男がスバルしか乗らなくて、親父はもう歳なんだから絶対にアイサイト付に乗らなきゃダメだ」と言われたからだそうでスバルのCMに出てもらいたいような名答でありました。(笑)
私がホンダ一筋だったのを覚えておられて「ここに来てお互いスバルとは奇遇だね」と言っておられましたがB4でもクラウンとはコンセプトが違うなと思いながら聞いておりました。
余談ですがこのスバル通のご長男はCANONのカメラ部門のベテランエンジニアさんだそうです。
STELLA55さんのREBEL XTの開発も担当されていたかもしれませんね。(笑)
投稿: MABE | 2019年1月20日 (日) 21時42分
このブログの90%の写真はCANON製カメラで撮られています!
IXYからパワーショットG7、S90、S95、S110、G9XMarkⅡ。
一眼だとREBEL XTからEOS6Dまで。
昔箱根近くに住んでいた時、ベンツ190E 2.3-16を運転する小林彰太郎さんにお会いできて感動しました。
スバルは本当に3万キロからが本領発揮のような気がします。
しかし、社会を車を知り抜いたお二人がスバルに乗られているとは・・・感無量です。
以前長年大型4ドアセダンを乗り継いできた高齢の親戚にXVハイブリッドを無理やり?購入してもらいました。
最初は「ん~」という感じでしたが、いまでは「この車は大当たりだ、最高だ!」と自慢話を聞かされております。
CANONのカメラは長年ほっておいても稼働する確率が非常に高く(リチウムバッテリーも充電不能にならない)、また各カメラの写り具合に個性が結構あるので下取りにも出ず、どんどん家にたまっていきます(汗)
投稿: STELLA55 | 2019年1月20日 (日) 23時30分
STELLA55さん、こんにちは。
ご返信恐れ入ります。
小林彰太郎氏、190E 2.3-16、懐かしいです。
コスワースのエンジンでレースでも活躍したクルマですね。
当時「小ベンツ」などと揶揄されていた190Eでしたが毎月読んでいたカーグラフィックで、記憶が正しければこの190E 2.3-16は非常に高い評価を受けていたように記憶しています。
現行Cクラスが急激に販売を伸ばしたことでブランドイメージがやや損なわれた感のある日本のメルセデスですが、コンパクトメルセデスのハシリの190Eはメルセデスを少しだけですが庶民に近づけた優れたクルマだったんだなと思います。
投稿: MABE | 2019年1月21日 (月) 12時34分
MABEさん
「小ベンツ」、懐かしいです。そういえば(多少のあこがれも含んで)言われていましたね。
国産車の性能向上が凄まじく熱気があった時代に少し肩の力の抜けたように見えた190Eは個人的には欲しい車の一台でした。
ポール・フレール氏と小林彰太郎氏は今に続くドイツ車人気に大きな役割を果たした気がします。
今思うと190E 2.3-16と10年後のGC8のWRXは同じようなサイズで、まさに2.3-16へのスバル的解答(当事者は全く考えてもいなかったでしょうが)だったような気がします。
投稿: STELLA55 | 2019年1月21日 (月) 17時18分
STELLA55さん、こんばんは。
このニュース、とても気になっております。
でもきっとSubaruは乗り越えてくれることと思います。
がんばれ、負けるな、Subaru!
(1月23日Kyodoニュースより)
「 SUBARU(スバル)の国内唯一の完成車工場、群馬製作所(群馬県太田市)の操業停止により約2万台の生産に影響が出る見通しであることが23日、分かった。操業停止の原因になった不具合のある部品を出荷済みの車両に搭載していたことも判明。管理体制が改めて問われる。
不具合が見つかり、欠陥の恐れのある部品は電動パワーステアリング装置で、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「フォレスター」と「SUBARU XV」、小型車「インプレッサ」の3車種に使用。昨年12月下旬から今月16日までに製造された車でハンドル操作が重くなる恐れがあるという。」
投稿: MABE | 2019年1月23日 (水) 21時51分
MABEさん
ライン停止中は太田市内の渋滞が消えました。
毎日がお正月。
今は生産も徐々に回復中のようでまた渋滞も増えてきました。
交通渋滞が嬉しくなるようになるとは・・・。
しかし、品質優先でラインを一週間以上止める決断ができるようになったスバルは確かに変わりつつあると思います。
頑張れ、スバル、です。
投稿: STELLA55 | 2019年1月31日 (木) 10時51分
STELLA55さん、こんばんは。
太田がそんな状況だったとは想像もできませんでした。
しかしスバルの真摯な対応は評価されこそすれ、批判されるものではないと信じております。
さて、私のB4も初回車検を迎えます。
「がんばれ、スバル!」で車検はディーラーさんにお任せですが、このところあまり走っておりませんのでB4に申し訳なく、先週末に一日半で1,100kmあまり走ってきました。
雪の高速も走りましたので、B4も十分満足してくれたのではないかと思います。(笑)
ACCで走行していたのですが、雪が強くなってアイサイトが停止しました。
しかししばらくすると雪はさらに強くなったのにアイサイトが復活、視界の悪い中をアイサイトを信じて先行車に付いて行くことができました。
アイサイトって学習もするのかな?と感心しました。
投稿: MABE | 2019年1月31日 (木) 17時26分
MABEさん
一日半で1100km・・・凄い、さすがです。
B4も楽しかったでしょう。
学習機能、ありそうな気もします。
また人間でも運転がきつくなる直前で機能停止するアイサイトの思想・セッティングは素晴らしい。
レガシィ初期モデルは本当にスポーティーで(207より良いくらい)なのでお楽しみくださいませ。
投稿: STELLA55 | 2019年2月 1日 (金) 17時08分