無料ブログはココログ

« 四式戦闘機 疾風。 | トップページ | サンバー旅人のおかげです。 »

2020年3月 7日 (土)

備忘。グランドプリンセス航跡。

グランドプリンセスの航跡。

Screenmemo_20200307230342002

グランドプリンセスの航跡です。

10万トンの船とはいえ、フィンスタビライザー効かせるために止まっているわけにはいかず、このような軌跡を描いて・・・。

横浜でのダイアモンドプリンセスのような手厚い支援は受けられず。

船舶用の細いインターネット回線で好きにSNSに動画を上げることもできず。

巨大船での伝染病発生時は、現状手の打ちようがないことが見て取れます。

横浜のダイアモンドプリンセスの時、日本政府や関係者は完ぺきではないにしろ頑張ったのだと改めて思いました。

追記2020年3月8日23:30

20200308232932_p

17.2ノットで航行中。MABEさんのコメントにあるようにオークランドへ急いでいるのでしょうか。

サンフランシスコ入港でなく貨物港のイメージが強いオークランド入港とはまた色々な意味でガタガタしそうですが…。

 

追記 2020年3月9日9:15

Gp 

まだ入港許可出ていないのかも。17ノットで9時間もあれば270km位は移動できるはずで、前回の航跡から考えると今頃投錨していてもおかしくはないタイミング。

アメリカでさえ2000人を超える人数の隔離施設(方法)が見つからないのだと思います。

 

追記 2020年3月9日 19:55

Gp2     

まだ回っています。米国政府の苦悩が見て取れるようです。

 

追記 2020年3月10日 06:00

Gp3

 

Gp4

3月9日19:10分ごろオークランド港接岸したようです。

これから乗客2422人を降ろして、乗務員1111人は船内隔離とか。

外国人はチャーター機でとなっているようです。

二例目、しかもアメリカでこの対応ですから日本でのダイアモンドプリンセスのケースに対応された方々のご努力に敬意を表します。

 

 

 

 

« 四式戦闘機 疾風。 | トップページ | サンバー旅人のおかげです。 »

コメント

STELLA55さん、こんばんは。

フィンスタビライザーっていう言葉は初めて知りました。

調べてみておっしゃることがわかりました。

停まっていると効かない機構なんですね。

グランド・プリンセスはオークランドに入港する予定と先ほどニュースで流れました。

乗客は一部は船内に隔離、一部は上陸と言う話も伝わっておりますが、ダイヤモンド・プリンセスでの例も参考に米国は最善の策を取るものと思われます。

しかし換気装置の構造から船内での隔離が難しいことは明らかになっていますからこれも知恵を絞らねばならないところだと思います。

3,600人が乗るあの船で起こった前代未聞の出来事、何者だかわからないウィルスに対して手探りで対応しなければならないあの状況で、日本政府、医療関係者の方々、特に現場の方々のご苦労は想像を絶するものであっただろうと思います。

関係者の方々の献身的なご苦労と命の危険もある中での対応はその時点時点ではベストであっただろうと思いますし、私も良くやってくださったと心から思っております。

私たち国民ひとりひとりが「感染しているかもしれないから他の人に移さないように」と考えて行動することが何より大切なことではないでしょうか。

いろんな困難を乗り越えてきた民度の高い国民である日本人は今回少し倒れてもきっとまた立ち上がるに違いありません。

STELLA55さん、こんにちは。

グランド・プリンセス、心配ですね。

ロサンゼルスタイムズ紙によりますとこんな計画のようです。

まずオークランドが選択されたのはグランド・プリンセスクラスのクルーズ船が着岸出来る港は限られていることと、オークランドなら下船した人たちを隔離エリアに移動させるのが容易であるためということです。

着岸したらまずカリフォルニア在住の乗客の大半をSolano Countyに近いTravis Air Force baseに移して14日間の隔離。

Travis Air Force baseにはダイヤモンド・プリンセスから下船した米国人が隔離されていたそうです。

残りのカリフォルニア在住の乗客はSan DiegoのMarine Corps Air Station Miramarに移すそうです。

カリフォルニア在住以外の米国人の乗客はTexasのJoint Base San Antonio Lackland、あるいはGeorgiaのDobbins Air Reserve Baseに移送するとのこと。

米国人以外の乗客はチャーター便でそれぞれの国に帰国させるとのことで、ここで特筆すべきはグランド・プリンセスの乗客は普通の乗客と接触する可能性のある通常便には乗せないとしています。

また乗員は乗客が下船したらオークランドから離岸させてから船内で検疫を行うとのこと。

乗員の大多数は若い人たちなので統計的にはCOVID-19に感染しても重症化のリスクは低いこととほとんどが米国人以外であることがその理由となっています。

これらの措置は流動的ではあると書いてありますが、ここまで具体的に出ていればほぼこの計画で進めるのではないかと。

しかし2,600人の輸送計画そしてその大半を占める米国人乗客の隔離計画は膨大であり、まだ困難も予想されるかと思います。

こうしている間にも船内で感染が拡大している可能性もあり、予断を許さない状況には変わりないと思われます。

ダイヤモンド・プリンセスでは結果的に乗員乗客の20%が感染しました。

グランド・プリンセスではうまく感染拡大が防げることを祈りたいと思います。

MABEさん

ご意見・情報ありがとうございます。
ダイアモンドプリンセスでの事例は巨大船検疫という史上初めての難題だったと思いますし、グランドプリンセス例もやはり超大国アメリカでさえ、大変なことがうかがわれます。
DPの時もYOKOSUKAには一切入れないといったようなことを聞いたこともあり、米国海軍・陸軍への感染可能性をミニマムにしようとしている姿がご紹介の記事からも感じました。
6000人の乗る空母が感染・・と考えたら慎重になるのもわかります・・・。
巨大船の2例から運航会社も含めた対策が進むことを祈りたいです。

しかし、イタリアの会社も含めクルーズ船運航会社の認識の甘さには驚きました。

STELLA55さん、こんにちは。

オークランドに入港しましたね。

日本時間の午前9時過ぎから配信されていたLive映像を観ておりました。

乗客の方々がタラップから下船してきて、テントの中へ。

おそらくは簡単にレジストレーションと問診が行われてその後バスに乗り込んでいました。

40人乗りとしても50台あれば2,000人は運べるわけで、あの感じなら少なくともカリフォルニアの隔離場所には9日中に皆さん着くのではないかと思いました。

民間の救急車も15台ほど停まっていましたが担架は一台しか見ませんでした。

係官も乗客も急ぐ人は皆無で、普通にゆっくり歩きながら淡々とやるべきことをやっているという感じでした。

さすがにアメリカ人ですね。

こちらは船がサンフランシスコ湾に入ってくるところから何と4時間余りの映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=35dAw5_EM_A

ウイルスを抱えてタグボートに囲まれてゆっくりゆっくり二つの橋をくぐってという巨体を見ると、未だ横浜に居るダイヤモンド・プリンセスと同じで何だか悲しい感じがしました。

MABEさん

ご紹介ありがとうございました。
「21世紀映像の歴史」があればピックアップされそうです。

なんだかんだで日本やアメリカの対応はしっかりしていると改めて思いました。

医療崩壊を防ぐことを第一とする方針は素晴らしいです。

今後は「インフルA?B?新型コロナ?」という感じで共存していくのだろうなと思います。

早くワクチンや有効な薬が開発されたり、対処療法が確立すると良いですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 四式戦闘機 疾風。 | トップページ | サンバー旅人のおかげです。 »

最近のトラックバック

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30