TC touring、究極のFA20DIT。これはS207ワゴンだな・・・。
2014年のLEVORG 2.0GT-SとLEVORG TC Touringを幸い比較できる環境にあります。
ボンネットの中身、見た目はノーマルFA20DITと全く同じです。
ECUもDENSOの64bit。
左のLEVORG A typeのFA20DITは「ハイパワーで高効率な実用エンジンの鑑」です。
TC TouringのFA20DITは「完全なスポーツエンジン」となっています。
公式発表はありませんがTC TouringのFA20DITはノーマルの300ps/5600rpm、40.8kgf・m/2000-4800rpmに対して、320~330ps、44kgf・mは出ている感じです。ほぼS207と同じくらい。
納車時の過給メーターピーク値は表示リミット1.6barを表示していました・・・。
同じ車でエンジンが適切にチューニングされると、ここまで変わるのか・・・と驚きでいっぱいです。
WRX STI用のEJ20は過去にチューンした経験もあり、TC380はビックタービンに交換までしているので究極には違いないですがそこまでの驚きはありませんでした。
ノーマルFA20DITでは実用燃費を稼ぐためかWRX STI用EJ20と比較すると、トルクで走らせる感じで”パッション”が感じにくくなっていたような気がします。
TC touringのチューンドFA20DITはボア・ストローク 86×86mmと本来はスポーツエンジンに向いているFA20の性能を生かし切っています。「究極のFA20DIT」といってよいでしょう。
どちらかというと「究極のEJ20パワー」にチャレンジしたTC380に対して、TC touringのFA20DITはミッション制御と連携してあらゆる領域での「究極の気持ちよさ」を求めたエンジンです。
基本ジェントルなLEVORGが、アクセル一つでWRX STI、いやS207並みの走りをします。
LEVORG TC touring、S207のワゴン版といっても全くおかしくありません。
S207の高性能が、完成されたアイサイトver.3と共に2ペダルで体感できる。
LEVORG TC touring、究極のFA20DITを持つ素晴らしいスポーツワゴンです。
まだ若干オーダー可能なようです。
新型レヴォーグを待っている皆さんも、ハイパワースポーツワゴンに興味がおありならTC touring購入に後悔されることはないと思います。
LEVORG TC touringはS207やBRZ RA Racing、TC380を保有するマニュアル車信奉者である私を虜にしつつある素晴らしいチューニングカーです。
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STELLA55さん
245サイズインストール可能なのですね!リアビューから見た4本出しと相まって太いタイヤが迫力ありそうです。マニュアルマイスターのSTELLA55さんがおっしゃるのなら間違いなく納得のCVT、FA20DITで320〜330PS、44kg!90年代のDTMに出ていた850Rのようにレースでも速いワゴンのような。TC-touring素晴らしいチューンドレヴォーグ ですね。
投稿: HAZ | 2020年7月25日 (土) 10時48分
STELLA55さん、こんにちは。
今更ながらですが、この超のつく高性能車にもアイサイト Ver.3が当たり前のように装備されているのがすごいです。
高速走行時のACCはもとより、市街地での安心感は格別だと思います。
やっぱりSubaru、すごいですね。
投稿: MABE | 2020年7月25日 (土) 15時34分
HAZさん
245が楽勝で履けるワゴン、やはりレヴォーグはインプレッサスポーツワゴンの後継でした。
ターボエンジン+SIモード+CVTの組み合わせは変数ありすぎで大変です。
MTは突き詰めればエンジン回転とギヤの関係だけなので難しいですがわかりやすくて好きであります。
投稿: STELLA55 | 2020年7月29日 (水) 20時25分
MABEさん
本来アイサイト車にチューニングはご法度なんですが・・・アイサイトver.3までなら何とかなるのかもしれません。次期モデルでは不可能かと思われます。
アイサイトの適応力、高いです。
それにしても下からトルクの出るB4の2.5LエンジンとCVTの組み合わせはスバル車中ベストであると改めてわかりました。
ターボ+SIドライブ+CVTの組み合わせはなかなかB4のようにきっちりと扱えなくてまだ違和感あります・・・。
投稿: STELLA55 | 2020年7月29日 (水) 20時30分