WRX STIの本当の凄さ。WRX STIのDNA。
クラッチ。
シフト1速。
クラッチミート。
6000rpm。
アクセル戻し。クラッチ切。軽くアクセル煽りながら2速。
私の好みをよく知るアライモータースポーツでシフトリンケージ公差をギリギリまで追い込んでくれた6速ミッション。
18000kmを後にした今でもかなり堅め、遊びはほとんどありません。
TC380を成り立させてくれている立役者はこの高容量の6速ミッション。
TC380,2Lで380馬力、インジェクター・燃料ポンプ・ECU交換で実用400馬力オーバーの実力があるEJ20。
ここまでやっても強化クラッチは必要となりますが、もともと国際ラリーGr.N等を考慮した量産車では普通ありえない頑丈なミッションはそれに耐えます。
「このミッションあればこそTC380がなりたった。」とプロ中のプロがおっしゃっていました。
蛍光イエローの6Potブレーキキャリパー。VAB後期ではこれが標準。しかも写真のように効き味優先で「ダストなんかかんけーねーや。」というブレーキパッド付。
このようにミッションやブレーキ、BODYが最初から「エンジンより速い。」状態だったためシャシーはほとんど弄らずにTC380が成り立ってしまったということらしいです。TC380のパワーをサーキットで真剣に使い切ろうと思えば冷却系・ダンパー・前後レース用ブレーキなどかなりのチューニングが必要ですが公道では現状で十分。
SUBARU WRX STIの本当の凄さって、ノーマル車がこれだけのチューンに耐えきり、しかも専用オイルにだけ気を付ければ通常のディーラーメンテのみでおそらく10万キロ以上トラブルフリーで走れることにあります。
新型BRZ用のFA24もレヴリミット7500rpmを出してきましたし次期WRX STIが出るとすればWRX STIのDNAを受け継ぐ素晴らしい車になっているのではないかと思います。
歴代WRX STI、本当に面白く、良い車です。
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STELLA55さん
おはようございます。ご投稿を拝見してBRZ で走りたくなり日の出を見に阿武隈川河口まで海岸を走ってきました。
WRX STIってほんとうに丈夫なシャーシ骨格を持っているのですね。TC380。シフトリンケージの公差を!縦置ENGに縦置TM。
ミッションケースを開けた中のギアやシャフト を見ると興奮します(笑)他メーカーではどこか手を抜きがちなところもSUBARUはきちんと手を入れる。僕はあちこち中途半端にクルマを楽しんできましたが、STELLA55さんのようにレオーネから一貫して乗り倒して来られた方のご意見は説得力がありますね。しかもスペシャルなVABを常備2台。以前申し上げたようにアラート待機中の洋上迷彩色Viper Zeroのようです。MHI製造ですが(汗)
投稿: HAZ | 2020年11月23日 (月) 08時51分
HAZさん
洋上迷彩のF2は本当にカッコイイです。良い機体になりました。あの時某防衛大臣がごねないで生産ラインとってあれば・・とかF35A/B導入が始まり、F3開発が決定した今でも考えてしまいます。
宮城の海にBRZ。いいなぁ。
スバル、地元に開発からチューニングまで面白い方々がたくさんいらっしゃって、暗黙知?が結構スバル車に影響を及ぼしているような(笑)
MHIのルーツのほうの記事今度上げます!
投稿: STELLA55 | 2020年11月23日 (月) 11時49分
STELLA55さん
ありがとうございます。楽しみです!
生産ラインの件、そうでした。AH64も大変でしたね。
ご報告があります。なんと、新型レヴォーグ STI Sport EXに試乗する事が出来ました!
フォレスタースポーツに試乗する予定でしたが先約があり、ぜひこれにといつものセールスさんに勧めていただき試乗する事に。
直感的にSTELLA55さんおっしゃるように
(エンジンより速い)と感じました。実に的確な表現です。ドライブモードも少し試しましたがあきらかに違いがわかりますね。この前に試乗したインプレッサスポーツしかり見切りが良く、ガチっとした乗り味で欧州車から乗り換える人いるのでは?と思いました。BODY WORKの達人。
グラスコックピットもカッコいいです。ただ、TVキャンセラーがあるのかどうか…
素人では絶対にバラしたくないインパネです(汗)STELLA55さんは御納車カウントダウンでしょうか。新型レヴォーグ 乗りやすく良くできたクルマですね!絶対的パワーはTC touringには及ばないと思いますが、これはこれでSTIのパフォーマンスパーツで固めたらもっと良くなりそうだなあと思いめぐらせました。
早起きすると良い事があるものです(笑)
投稿: HAZ | 2020年11月23日 (月) 16時41分