計算間違ってたらごめんなさい。
ガソリンの持つ熱量:
ガソリン1L=33.36MJ=7970kcal。
1MJ=0.2778kWh。
新型レヴォーグのガソリンタンク60L。
新型レヴォーグ STI Sport EX満タン時の総熱量:60L X 33.36MJ=2001.6MJ
2001.6MJ X 0.2778kWh=556.04kWh。
訂正:新型レヴォーグのガソリンタンク容量は63Lでした・・。
よって63L X 33.36MJ=2101.68MJ
2101.68MJ X 0.2778kWh=583.84kWhなります。
AUDI E-tron Sportback満充電容量:95kWh。
新型レヴォーグ満タン時熱量はなんとE-tronの5倍。
556.04kWh X 0.4(エンジン熱効率) X 0.8(駆動損失20%)=178kWh。
損失係数をかけてもE-tronの約二倍。
単純計算ですが、純ガソリン車や大き目のエンジン積んだハイブリッド車のほうがEVよりいろいろな面で優れているのでは。
新型レヴォーグは高速ならエアコンつけて夏でも冬でも大差なく14.6km/L(私の100~110km/h走行実測値)X 60L = 876km走りそう。しかもアイサイトXによる自動運転に近い安楽な運転で。
AUDI E-tronの航続距離は約400kmで真夏や冬はそこまでいかないでしょうから、新型レヴォーグの満タンはAUDI E-tronの2~3倍の実用エネルギー量を持っていると考えてよいのではあるまいか。
価格は新型レヴォーグSTI EXこみこみ納車まで470万円ほど。AUDI E-tronは車体1327万円。
なんだかなぁ、化石燃料からの発電が多い国・地域で、今EV車を買うのは補助金とか環境意識のアピールとか都市部でガソリンスタンドが少なくてそんなに距離は走らないとかの理由がなければ現実的には意味がないと思います。
自動車ヒョーロンカの皆様の「EV凄い!」の動画があふれていますけど・・・あれ本気で言っているのですかね?
EV車0-100km2.8秒!とか騒いでますが、0-400mは?0-1000mは?とかなかなか出てこなかったり。
「低重心!」「重厚な乗り心地!」そりゃ床下に数百キロのバッテリー敷き詰めてればそうなります。
1.8L~2.5Lのストロングハイブリッドでバッテリー進化に応じて容量増やして燃料タンクは小さくしないで、という車がしばらくは最強ではないかと思う今日この頃。ガソリンさえあれば1500wくらいは発電してくれるし2~3日使っても数百キロは走れるだろうし。
ということは
・ガソリンエンジンの熱効率の追求
・モーター効率・回生効率
・走行抵抗の低減
といった基礎技術の積み上げが重要で、結局自動車メーカーの有利さは変わらないのではないかと思います。
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