アイサイト搭載車のブレーキ強化。TC touring専用ブレーキシステム。
私のレヴォーグTC touringにはアライモータースポーツ製の「TC touring専用フロントブレーキシステム」が装着されています。
アルミ対向6ピストン。TC touring専用チューンでパッドのμも最適なものが使われていて純正をそのまま使っている後ろブレーキとのバランスも完ぺき。このシステムはアライモータースポーツ(たぶん新井選手ご本人)が実走行を繰り返して詰めていった素晴らしいものです。
フィーリング・制動力等文句のつけようがありません。
アイサイトツーリングアシストとのマッチングも高レベルでアイサイト使用時も不安を覚えたことは一度もなし。
アイサイトツーリングアシスト自体もかなりの冗長性を持っていそうです。
新型レヴォーグが出るのを解っていながらこのモデルのレヴォーグを購入したのはやはりチューニング代が大きいと思ったからで、実際レヴォーグTC touringはノーマル2Lとは全く別の車となっています。
0-100km/hはノーマル2Lの6.7秒に対して5.1秒。動力性能に合わせてたこのブレーキシステム。
標準そのままのボディ・サスがこれを不安なくこなしてしまうのも流石にWRX STIをモデルラインナップに持つ(シャーシ・ボディ構造等はほぼ共通)だけのことはあります。
アイサイト付きの初代レヴォーグでも市販のフロントブレーキシステムは装着するだけならいくらでもできますが、バランス等を考慮するとアライモータースポーツさん等、SUBARUを実戦で知りつくしたショップ以外での換装は薦めることはできないかな、と思います。
下手にフロントブレーキだけの制動力を上げすぎると、ウェットや雪氷でのABSコントロールに大きな影響が出る場合があって怖い思いをします。
追記:
電動ブレーキブースター付の新型レヴォーグでも最後は油圧によるのでブレーキ強化できる可能性はあります。
しかしアイサイトXは極めて高度なブレーキ制御もしているようで交換は考えないほうが良いと思います。
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STELLA55さん
このキャリパーカッコイイですね!
青いパッドが見えるところもいいです。
高い次元でセッティングされたワゴンボディのスーパースポーツ。なるほど、ウエットや雪氷でのABSコントロール。様々なご経験からのご指摘です。
首都圏では緊急事態宣言が解除見込みですが
宮城県内の異常な感染者増で宮城県は独自の緊急事態宣言が発出されました。地震にコロナと今日は山形の実家に墓参りを取り止め家で過ごす事にします。雨降りてクルマイジリも出来ません(泣)
投稿: HAZ | 2021年3月21日 (日) 09時22分
HAZさん
皆さんがHAZさんのように行動されれば早い段階で終息して結果オーライになるのでしょうが・・・そうはいかないものですね。
ブレーキチューンは本当に難しいです。サーキットに最適化すると凍結路でなかなか止まらなかったり。
トータルするとやはりメーカーセッティングは素晴らしいです。
投稿: STELLA55 | 2021年3月21日 (日) 22時56分