ソルテラ ET-HS評価:AWD編。
ソルテラET-HSで感銘を受けたのがAWD制御の緻密さ。
東北道の速い流れに乗っても振動もなくただスムーズに直進を維持してくれる。
いろは坂の上りヘアピンからの脱出でも前後80kWモーターの出力をコーナリングサポートをしてくれながら確実に四輪に伝えてくれる。
片側ドライ・片側氷になった雪の塊の状態の冬の赤城の急なコーナーを普通の雪道のごとく安定して押し上げてくれる。
これはよくできたスバルのAWDならできることなのですが、エンジン車だと一瞬の空転とかガキッという感覚とかをどうしても伴う。機械制御の限界が見えてしまう。
ソルテラのAWDだとそのあたりの制御が絶妙で一切の粗がない。タイヤの円周1ミリ1ミリで制御している感じ。エンジン車だとタイヤ2000mmの円周の50~100mm単位でコントロールしている感じ。
モーターが前後二つあるのでもしかしたら協調してピッチング制御なども行っている気がする。
私の経験史上最高のAWD制御であることは間違いないと思います。
次点はWRX STIのDCCDで、これは慣れると雪道でソルテラのAWDに匹敵する制御(電子制御+機械制御+人力制御(汗)で)ができます。
雪道のマニュアル車って実はものすごく乗りやすいのです。それを超えるソルテラのAWD、凄かった。
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