スバル ソルテラ10日間の総括。
水上・赤城山・奥日光といつものコースを走りました。
関越道、赤城ヒルクライム・ダウンヒル、いろは坂上り下り。そして雪道。
ソルテラは車として想像以上に素晴らしかったです。
良い点:
・素晴らしい乗り心地:乗り心地はスバル歴代最高かもしれません。
・車内静かさ:EVなので当たり前かもしれませんが走行中も風切り音、ロードノイズが目立つくらい。
・車外静かさ:早朝でも深夜でも騒音ご近所に全く気を使わなくて済むのはSTI乗りとして新鮮な驚きでした。外国製EVだとバックの時とかギュイーンとんでもなく煩いEVもあります。
・運転支援:アイサイトXと一長一短ですが比較できるレベルの高さ。市街地でも本当に自然にサポートしてくれて素晴らしいです。
・走行性能:直進性もハンドリングもSUVとして文句のつけようがないくらい。同クラスガソリン車より90mmも低い重心高が大きく効いています。
・AWD性能:流石スバルで初EVのAWDでこれだけの性能と自然さを出してきたか・・おそらく世界一のAWD EV。
・動力性能:モーター二つで160kWで2tの車を動かすので全く期待していなかったのですが・・・絶対的タイムは測っていませんがいかなる場合でもWRXと比較して劣っているようには思えないし低速では完全に凌駕する。五割り増しくらいに感じます。
・シンプルな操作性:凝った画面もなく極シンプル。これがストレスを大きく減らしてくれているのに気が付きました。
・臭くない:ガレージでのエンジン始動時の排ガス臭とは無縁。臭くないというのは結構大きなポイントかもしれません。
・充電性能:75%くらいまでは200A超える受電能力があるので30分で8%→65%まで行きます。
・サービス:いつものディーラーさんで普通に面倒見てもらえるのは最高です。大修理ですとEVまだわかりませんが、小さな修理なら普通の国産車並みの時間と費用で修理も可能だと思います。
悪い点:
・電費:エアコンONだと性能を生かして安心して走れるのは250kmくらい。エアコンOFFで350km程度でしょうか。
・急速充電環境:これは車のせいではありません。太田市内では急速充電環境も随分整ってきましたが出先では問題大。いろは坂から上は一か所も無し。
・急速充電ばらつき:電池の状態、気温等で同じ充電器で30分5kWhの時も30kWh超える時も。充電器による相性もありそう。
・重い車重:電力回生などで日常使用はカバーできますが、飛ばすと当たり前ですが2tは重いです。止まりにくい。まあWRXではないのでOKか。
ソルテラ航続性能以外は満点に近いクルマでした。長距離行ける車がもう一台あれば今すぐ注文しても問題ないくらい。おそらく電池寿命も車としての寿命も長いでしょう。
日常はソルテラで、長距離はアイサイトXをもつ新型WRX S4で、ヒルクライム・ダウンヒルはWRX STIでとこの組み合わせは最強。
ああ、EV欲しいではなくソルテラが欲しいです。
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