古くはイニシャルD、湾岸ミッドナイト。最近では湾岸ミッドナイトSPL、MFゴースト等人気が持続している公道を走る物語。
人気の持続理由も何となくわかります。MFゴースト除いて社会的に正しいとは思えない行為を普通の若い人やおっさんたちが悩みながらも真剣に取り組む姿に共感してしまう。サーキット物は主人公の活躍等、どうしても作り話的になってしまって共感しにくい。
舞台となっている公道の雑感。主に昭和~平成中ごろ。
C1:首都高速都心環状線14.8km
昭和の時代。ICからトヨタ3Lターボや2Lツインターボが半ドリフトで合流してきてあっという間に消えてしまう。
GCとかいろいろな車が走った道。警視庁のパトカーもプロフェッショナルだった。
首都高湾岸線:62・1km
直線部位は最高速チャレンジやってるGT-R、スープラ、FC/FD。ここはスバルの出る幕なかったです。
赤城山・榛名山:イニシャルDで有名になってしまい、速度抑制舗装とか現在はてんこ盛り。また自転車ヒルクライムの聖地化により昭和の雰囲気はありません。それでも土曜深夜とか地元イニD風の車が集まります。まだまだ群馬プライド?は消えてはいない。
赤城北面開通当初、まだ路面状態が良かったころは凄いテクニックのバイカーが沢山。公道の平さん。膝擦りながらすれ違っていく。
赤城榛名は国産車天国。最低地上高が低すぎたりオーバーハングが長すぎる車は走れない。幅が広すぎてもダメ。GC/GD最速イメージ。
箱根:路面が良いところも多いので国産ハイパワー・外車天国。32・33・34GT-R軍団は速い!ジモティ?は平気で「○○キロは当たり前でしょ。」と言い切る。
国道1号線神奈川・静岡県境あたり:昭和の時代、トヨタGT-T軍団やチューンド日産車たちが深夜、チームで統制もって走る。レオーネTURBOで頑張ってもピュンピュンと抜かれていく。深夜のドライブインの自動販売機で飲むUCCコーヒーの香り、自販機うどんのうまさ。
番外:昭和の東名上り厚木~用賀間平日朝。黒塗り運転手付き国産高級車が140km/h以上でぶっ飛ばしていく。重役さん、運転手さんに「飛ばせ~」とか言っているのだろうと思った。そういえば当時は運転手さん免停期間中本社総務内勤とかよくあった。
まだまだアジアじゃ日本経済が突出していて未来に不安も少なかったころ。車社会も今から考えるととんでもないけど活気があった気がします。
そんな時代の空気を嗅いだことは良い年のオッサンになった今とても懐かしい。
イニDとか湾岸ミッドナイトシリーズとか当時の雰囲気を今に伝えてくれているのだな、と思います。
夜明け前に目が覚めた。二度寝するかと思ったけど・・・ブレーキ交換したんじゃん!とTC380改のキーを握る(汗)
わざわざ高速使ってブレーキに熱を一応入れる。群馬県住のメリットで赤城山鳥居峠まで1時間強。
自転車や登山客との共存のため安全第一でおとなしく上ります。
毎回覚満淵を望むここからスタート。何十年続く儀式。
昔は無かったAKAGIロゴ前で一応撮影。
全てのコーナーは登山客・自転車がいる前提で走る。
いつものポイント。台風過ぎて濡れた路面には落ち葉や折れた枝が大量に残っています。
ところどころヘビーウエット。
路面の摩擦は常に変動。路面のうねり、路肩の陥没。イニDで公道最速理論とか言っている理由がよくわかります。サーキットとは全くの別物。
そんな中をTC380改は泳ぐように走る。
下りのタイトコーナー。視界確保OK。手前のうねりをハイパーマックスSはうまくこなしてくれてタイヤ左右の摩擦差をアドバンNEOVA AD09とよくできたスバルのDCCD、ABSが抑え込んでくれながら制動力を上げていってくれる。
多少は暴れる車を微舵修正しながらブレーキさらに踏み込む。
CPで鼻先が綺麗に入ってくれてステア戻し後すぐアクセル入れられる。
ある程度ブーストかかっているときのアクセル操作へのエンジンの反応、ブレーキの絶妙なフィードバックによる踏みやすさ、黒子に徹するDCCD等SUBARUの電制。こんなに気持ちよくこの路面状況で走れる車って少ないのではないかと思います。
車高調整は控えめに前後マイナス10mm。赤城や榛名の速度抑制バンプ舗装やスピードによって牙をむく路面に対応するため。
ボディアンダーのエアロパーツを付けない理由。
ホイール選択も同じでRAYS ZE40にしたのは軽量かつ頑丈だから。
車のチューニングって、どこを走りたいかで明確に変わってくる。
跳ねあげた落ち葉や踏んで破砕した小枝の残骸がホイールハウスに。このあたりの対策もスバルは実によくなされています。
YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09。このタイヤの街乗りからお山、たまにサーキットの対応力は抜群でウエット路面でも非常にコントローラブル。TC380改とのセットだと「もうちょっとスピード上げると滑るかも。」とかタイヤがステアリング通していってくれる感じ。
群馬のお山は路面が悪いところが多いので体が振られるとまともに操縦できません。気持ち良く走るにはフルバケは必須だと思います。TC380は標準で専用RECARO SR6相当のセミバケが付いてきますが群馬のお山では役不足。体が固定されていれば練習の成果のフィードバックもしやすいです。
VAB WRX STI系の素晴らしさは居住空間もしっかり確保されていること。現状TC380改のハイパーマックスSならむしろ純正より乗り心地が良いくらいで非常に高バランス。お山走っても適度なロールでコーナーの情報を伝えてくれ絶対的速度は別として安全マージン残して抜けられます。
公道最速を目指してTC380をチューンしてきましたが、今回のブレーキ強化で私には最高のバランスになったような気がします。
妥協なくブレーキチューンすると走りのフィールがこんなに良くなるとは。
久しぶりの天候くるくる変わる赤城山。このようなシビアコンディションでも本当にTC380改のドライビングは楽しかった。
エンドレスMONO6 SPORTS TAキャリパーに2ピース370mm径34mm厚84ベーンローターの組み合わせ。
往年のRays ZE40 18インチにぴったり収まりました。18インチホイールギリギリのローター装着の夢がかなった。
アライモータースポーツさん、お会いできた常連さん・お客様いつも楽しいお話ありがとうございます!
後ろが純正なのでエンドレスキャリパーも黄色を選択。
色合いが異なるのは承知でしたが実際装着してみると意外と目立たない。
ちょっと見だと純正と区別はつかないと思います。
エンドレスフロント。
純正リア。
スバルはフロントの制動力が極めて大切でリアは純正2potのパッド交換くらいで十分だそう。
フロントローターは直径で440mm→470mm、厚さで30mm→34mmの84ベーンに強化。
べルハウジングはアルミ製で測定したわけではありませんが持った感じだと重量も増加なしどころか軽量化されているかもしれません。
VAB後期純正6potはローター厚みは30mm。これが32mmなら交換しなかったかも。
強い雨の走行だったので性能はまだわかりません。タッチも純正6potもなかなかのものだったので雨だと違いはわずか。
早いうちに本庄にでも持ち込んでべディング作業をしようと思います。
私は運転が下手なのでエンジンブレーキに気を使いすぎるとタイムが出ません。このブレーキなら高速からブレーキ任せに速度を落としてターン、その後回転合わせて脱出という軽量車のようなドライビングができそうで楽しみです。
TC380をアライモータースポーツさんと富士スバルさんのコラボで市販するとき、極めて高いノウハウが必要なエンジン・排気系チューニングに絞ってあとはユーザーの好みで、というコンセプトだと伺いましたがそれは大正解で大変楽しませていただいています。
私のTC380改は400馬力大トルク化+カーボンツインプレートクラッチ、フルバケ、ハイパーマックスSに370mm径Fブレーキなどを外観やボンネット内見た目ほぼノーマルで達成。ハイパーマックスSは乗り心地はノーマルより向上で街乗りはもちろん多少のハードドライビングに対応。
その気になればタービン再換装・オイル冷却等で450馬力化、レース用ダンパー強化、機械式LSD化、高性能タイヤ化などまだまだノーマル外観でできること沢山。これも強靭なボディとTY85という700Nmのトルクに耐えるという噂のスーパーミッションあってこそ。
SUBARU純ガソリン最後のWRX STI。その到達点はまだまだ見えません。
TC380改、400馬力・56kgm級になったら本庄5周で純正6POTフェード・・・。
というわけで決断した新ブレーキ入荷。
エンドレスMONO6 SPORTS TA キャリパーに2ピースブレーキローターφ370×34mm。
長年愛用の18インチZE40ホイールにギリギリ入るサイズ。
ちょいと色は異なりますがリアは純正なのでできるだけ合わせて黄色をオーダー。
直径370mm、厚さ34mm、84ベーン。
左の純正同等品と比較してこの差。重量はほぼ同じ。純正ローターの厚みは30mmなので径でプラス30mm、厚みで4mmの差は大きい。
これなら本庄のようなブレーキにきついコースでも大丈夫。
調子こいてパワー上げると物理原則は正直でやるべきことはしなくてはいけなくなります。
フロントが効きすぎると雪道やアイスバーンでは走りにくくなりますがそこはオレンジWRXにお任せ。
これでTC380改改?になるような(汗)
パッドはMX72なのでレーシング仕様というわけでもないですが、一応べディング作業しに本庄かFSWショートに行かねば。
でもなあ、これ入れちゃうと公道快速でいいやとハイパーマックスS入れてしまいましたが、オーリンズDFVあたりに交換したくなって、機械式LSD入れたくなって・・・と結局ブッシュ・マウント全交換したフルピロサーキット仕様GRBと同じようになっていきそう・・・。
俺はもういい年齢なんだから・・・と言いながら続けてしまうチューニング沼。
VAB WRX STIはこの手のチューニングメニューが豊富で制御も現行車より複雑でなくて弄って楽しい最後の車かもしれません。
帰国後、ひどい夏風邪をひいてしまって五日間もダウン。お盆休み何もできませんでした(泣)
ようやく体調も回復してきたのでしばらく乗ってやれなかったTC380改の洗車とか。
久々に乗るTC380改はほんのチョイノリでも楽しい。カーボンツインプレートクラッチはダイレクトながらちょっと柔らかい感じもあり街中でも非常に乗りやすい。
黄砂のシーズン過ぎてあまり汚れていませんでしたが洗車と給油。
今は純ガソリン車三台並び。
この車、タービン換装、メタキャタ、ターボマフラー、ECUチューン、高熱価プラグ、増量インジェクターとエンジン・排気系かなりのチューンをしてあるのですが車体外観もエンジンベイ内も見た目はほぼノーマル。
エンジン始動すると音が違いすぎてすぐわかってしまいますが、排気音量も車検基準内。400馬力チューンしたら排気音量が下がったのは本当に助かりました。
流石にバッテリーが弱っていたのでCTEKで一晩メンテナンスかけます。CTEKで定期的にバッテリーメンテナンスするとバッテリー寿命が倍くらいになるイメージ。寒冷地ではそうはいかないでしょうが、寒冷地は新型WRX S4にお任せなので。
もう純ガソリンのWRX STIは出そうもないのでこれが最後の純ガソリンWRX STI。
ちゃんと整備して大切に、きちんと走ってあげようと思っています。
追記:
一晩明けて朝が来た。
TC380改も納車後あっという間に6年なのでバッテリーも一度ディーラー交換しています。
AC Delcoのバッテリー。アイドリングストップは無いのでリーズナブルで良いです。
交換は令和3年12月なのでそろそろかな。バッテリーは高機能・高性能なものは突然性能が低下したりどうも信用ができないので普通のものを一定年数で変えていくのが好きです。
3セグメントだった充電量は一晩で完全復帰。たまにCTEKかけるのは習慣になってしまいましたがおかげさまでバッテリートラブルとは無縁。
今日はサンバー旅人もかけておこう。
群大の学生さんの学生フォーミュラのお披露目がありました。
学生さんが苦労して資金を集めてプロジェクトを成立させて前に進む。
四年生から計画的に世代交代を考える。
実際に物を作ってプロジェクトを進める経験をした学生さんたち大きく成長すると思います。
群馬県人として支援を続けられれば。
地方大学の自動車部の雰囲気、大好きです。
十数年前なら捨て値で買えたシルビアとか高騰してしまって軽自動車が増えてきたようです。
トヨタ・スバルがGR86/BRZを出したのは日本の若い方が自動車を楽しむための大英断だったと思います。
大学の自動車関係ならマニュアル車だろうと今日はTC380改で。
もうすぐFブレーキは交換ですがキャリパーは黄色にしました。多少明るい色になりますが焼ければ同じくらいになるかも。
TC380改は1500kgを超える車重と400馬力・55kgmの大馬力でブレーキ・タイヤへの負担はとても大きく日常的にサーキット走行するには費用が掛かります。
学生さんが日常的に自動車を楽しむには86/BRZの重要さがわかります。
日常走行でのTC380改はとても楽しいです。
カーボンツインプレートクラッチはサーキットでのハード走行に最適かはわかりませんが、街中やたまのサーキットでは大変乗りやすく最高。
標準+のブレーキは日常では十分以上。
これからも日常使いとサーキットのベストバランスを目指して細かいチューニングを重ねていきたいと思います。
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