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2024年8月13日 (火)

TOKYO空撮。

羽田空港への着陸便の楽しみは着陸コースが東京の主要部を通ることです。

窓際の席をお勧めします。

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今回の着陸コース。北から東京を縦断!

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皇居を西から。丸の内のビル群巨大です。

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新宿・代々木。東京は広大。

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東京タワー!再開発が進んで東京タワーも小さく感じるようになりましたが、未だにその存在感は大きくて東京のランドマークとして輝いているように思えます。

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ベイブリッジ。東京はこの四十年で本当に世界でも稀に見る素晴らしい街になったと思います。

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羽田空港への着陸態勢。東京湾の物流拠点。

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羽田空港。拡張を続けてきましたがもうすでに満杯に近いと思います。駐車場も停められないことも多く成田空港と上手く分散できたら良いです。ボーディングブリッジは満杯で使えずにタラップ車・バスで降機。最近羽田空港に車で来るのは諦めていて荷物は宅急便で手荷物だけ持って電車で、ということが普通になりました。駐車場待ち24時間とかピークでは普通に起こりえる状態なので恐ろしい。

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群馬から成田まで北関東道・東北道・圏央道・東関東道経由でアイサイトツーリングアシストやアイサイトX使用で走るとほぼ自動運転様でとても楽。圏央道の対向二車線も全く気にならず。

成田をうまく拡張してまた北米便も多く飛ぶようになると良いです。自動車利用の国際線乗客が成田に移行するだけでお互いに相当メリットあると思います。

 

 

SUBARU謹製中央翼の上で2024。

帰りの乗機はボーイング777-300。この機体の左右主翼を連結する中央翼はSUBARUのエアロスペース製です。

主翼揚力から着陸脚の衝撃まで多くのストレスに耐える必要があり、かつ燃料タンクも兼ねるため極めて高度な技術力が必要となる機体構造セクションで777と787のすべての中央翼はSUBARU製です。

 

大型旅客機の主翼は柔構造でたわむようにできていますが、今回は良い写真が撮れましたのでご紹介。

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777の地上タキシング時。翼はほぼ直線。

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離陸上昇時。翼は上向きに反ってきます。この時はまだフラップが下りているためまだ翼全体の反りは控えめ。

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巡行で徐々に高度を上げている状態。翼のフラップ等はすべて引き込まれてとても綺麗なカーブを描いています。

翼が柔構造で気流の乱れ等を緩和してくれているためとても良い乗り心地を与えてくれています。確かB-47爆撃機で初めて実用化されたと記憶していますがこれは大変大きな進歩だったと思います。

小型のエンブラエルとかは柔構造ではないため乗り心地はスポーツカーのようにダイレクトですが気流が荒れてくると結構きついです。

 

SUBARUエアロスペース部門は非常に高い技術力を持ち、ボーイングや日本の防衛を地味に支え続けている素晴らしい部門です。

2022年12月13日 (火)

ブルーインパルス講演会。

ブルーインパルスの元隊長さんの講演会があったので宇都宮に夕方行きました。

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会場とオンラインで700名ほどの盛況でした。

空中に「サクラ」を描く演目がありますが、

6機で(1機は中心)で正五角形に位置して3.5Gの左水平旋回で大空に桜を描く・・凄い。

また一子相伝?で、各番機は各番機のマニューバしか後継者に教えないそうです。代理はいないということ。体調管理には万全を尽くす、これも大変だと思いました。

基も大切なのは隊員間のコミュニケーションだそうで、飛行後のブリーフィングは階級の上下関係なく厳しい話も出るようです。

日々のコミュニケーションの徹底により少しでもリスクを下げていくという努力をお話の中に感じました。

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新型WRX S4のアイサイトのおかげで太田桐生ICから鹿沼IC往復は山間部も含めて非常に安楽でした。

宇都宮往復だと150kmくらいあるので大変助かりました。

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主催者の皆さま、久しぶりにお会いできた皆さま、素晴らしい講演をありがとうございました。

 

2022年11月28日 (月)

世界はちょっと狂ってる。SAF(持続可能航空燃料)への疑問。

流石に中長距離航空機は電動化や水素化が難しいようでSAF(持続可能航空機燃料)への移行が考えられています。

日本にも推進組織があるようですが、TV番組の中で「廃油(飲食業からの)調達見込みは・・・」とか聞いてショックを受けました。

結局植物性の油から航空燃料を作ろうとしているのか・・・。

私は人口光合成などから燃料を作る遠大な計画でもあるのかと思っていたのでものすごく残念でした。

そんなことやるのならそのための資金を投入してターボファンジェットエンジンの燃焼温度をさらに上げるなりファンの効率を上げるなりの研究を続けて燃料消費効率を上げていったほうがよっぽど良い。

世界はちょっと狂っている、と感じました。

オバマ政権の時にトウモロコシから燃料アルコールとか環境関係に膨大な援助をしてそのほとんどが雲散霧消したことをもう忘れてしまったのでしょうか。

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※写真と本文は関係ありません。

備忘:日本国内食料油消費量 114万トン/年。24万トン国内生産 90万トン輸入。

食用廃棄油が40万トン回収できるとしてSAFに精製できるのは・・・どうでしょう?30万トンとして。

ボーイング777の満タンはジェット燃料140t。30万トンのSAFなら2142回満タンにできる計算。

一機のB777がアメリカ1000往復強。

ということは日本の食用廃棄油から年間30万トンSAFを精製しても3機のB777が毎日アメリカ往復すれば終わり。

トウモロコシ等から油をとれば飼料・食料不足になるだろうし。

SAF・・・詐欺に近いんじゃ・・・。

2022年6月21日 (火)

備忘:日米間ビジネストリップはほぼ正常化。

日米間ビジネストリップはほぼ通常に戻ってきました。

・到着72時間前までの指定施設でのPCR検査陰性証明。

・My SOSインストールと必要項目入力済か確認。

コロナ関係は上記二点がそろっていれば搭乗可能。

国内線チェックイン時と国際線チェックイン時の2回確認されます。

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物価は別として(汗)空港はマスク装着も個人の自由となり以前の雰囲気に戻っています。

 

成田に着くと前回とは逆に成田で降機する人が先で乗り継ぎの人は後。

アメリカからだと上記資料がそろっていて掲示できれば入国時PCR検査は必要なくなりました。

通常より20分ほどかかるだけで入国審査場まで行けます。

グローバルサプライチェーンの混乱はまだ続いていて正常な稼働はできませんが日米は全体的には日常を取り戻しつつあるように感じます。

 

 

2022年4月20日 (水)

備忘:米国入国必要書類など。

アメリカ入国に必要な新型コロナウイルス対応の書類等はまた少し変わって、

・基本的に米国乗り入れの航空会社がチェックインの時に確認をする。

・航空会社の確認にはアメリカCDCの公式書類、入国24時間以内に測定した陰性証明、三回接種の公式証明が必要。

要するにアメリカの空港に入った外国人は少なくとも24時間前は陰性であり、かつワクチンを三回接種済だということになります。

よってイミグレーションはコロナ前と全く同じ。コロナ関係の係員はゼロ。航空会社に責任を丸投げの非常に頭が良い方法です。さすがアメリカ。入国後はすぐ働けます。

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シカゴは雨で非常に寒くて3℃くらい。

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大空港の外れのコンコースですが、月曜でもこのくらいの人出。

空港内・機内はマスク着用義務があります。

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Outbackって本当にアメリカの景色にアメリカ車以上に似合います。

Outbackの奥の家にはウクライナの旗が。

 

昨年と比較してアメリカではいろいろなところが徐々に正常化してきていると感じました。

2021年11月 3日 (水)

備忘:羽田からsmall town Indiana。

羽田空港第三ターミナル出発便の表示。

キャンセルの多い寂しいものです。

隣接するホテルのレストラン以外、開いている飲食はモスバーガーと吉野家のみ。小売りはローソンが一か所。

第三ターミナル名物?のお江戸日本橋も独り占め。

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911後、運行再開第一便のアメリカ線を思い出させるガラガラの機内。

「あの時もこんな感じでしたよ。お客さんより乗務員のほうが多かったくらい。」

「その話、聞いたことがあります。」とCAさん。当時は小学校低学年くらいか・・・。

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それでも少しづつ運行は拡大しているようです。

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11時間弱のフライトでシカゴへ。ミシガン湖上で旋回・進入となったのでシカゴダウンタウンを見ることができました。

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久しぶりのアメリカ中西部の小さな街へ。

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短い秋、紅葉の季節が始まっていました。

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新型アウトバックに替えようとしていた矢先のコロナ騒ぎで買い替えタイミングを逃してしまったOutback3.6R Limited。

でも久しぶりに乗る水平対向六発は素晴らしいです。

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コロナワクチン接種はドラッグストアの仮設会場で。予約制・無料接種です。

さすがにドラッグストアの店員さんはマスク着用ですが、90%以上の方々はマスク着用はしていません。

ワクチンは重症化予防効果はあっても感染防止にはならないと思っているので、アメリカの感染者・死者が減らない理由を目の当たりに。

日本はなんだかんだ言われていてもうまくやっているほうだと思います。

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驚いた看板。バーガーキングが時給15ドルからスタート・・・。10年前の倍近い。

店内はロックダウンされてドライブスルーのみ。感染防止もあるのでしょうが人員が回っていない。

ガソリンもガロン3ドル楽勝で超えてきているのか。

 

 

 

2021年10月 5日 (火)

「護衛艦いずも」にF-35Bが離着艦!

「護衛艦いずも」にてアメリカ合衆国海兵隊所属のF-35Bによる離着艦テストが行われました。

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「いずも」への米海兵隊F-35B垂直着陸。

着陸(艦)ポイントは二か所あるようで、二回目はこの前の着艦ポイントに降りました。

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米海兵隊F-35Bの「いずも」着艦。

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「いずも」からの米海兵隊F-35B短距離離陸。

飛行甲板先端の形状はスクエアではありませんが絞り込みの前で離艦しているようです。

次の改修ではスクエア形状に改修されるのだと思います。艦首右側のCIWS(高性能20mm機関銃)は移動必須かと思っていましたがこう見ると思ったよりは邪魔にならないようです。それでも艦首形状がスクエアになったらもう少し右に寄せそうです。

 

中島飛行機の技師だった祖父は、97式艦上攻撃機の早期実用化のため機体と一緒に帝国海軍航空母艦「赤城」に乗り組み、その場で機体改修をしながら用兵側の要望に応えたそうです。

日本の艦船から固定翼機が運用される姿(米海兵隊機とはいえ)が見られるとは…感慨無量であります。

因みに日本はF-35Bを42機発注済(現在予算化済は8機)で護衛艦「いずも」「かが」や空自基地で運用予定です。

 

*写真は防衛省HPより。

 

追記:艦首をスクエアにする予定と聞いていますが、細身の船体で船首部分の予備浮力は小さく、また日本周辺の三角波に耐える高い強度が要求され、それはまた重量増につながります。

離艦の画像見ると艦首絞り込み部の前で離艦しているのでもしかしたら絞り込み部にかかる程度でスキージャンプ方式になるのかなとも思います。

 

2021年7月 7日 (水)

自衛隊新汎用ヘリコプター UH-2ビデオ!

防衛装備庁がUH-2のビデオを公開。英語ですけど・・・。

C-2搭載や護衛艦での運用試験のシーンもあり必見です。

頑張れ、SUBARUエアロスペースディビジョン!

すみません、動画に飛びません・・

防衛装備庁 ATLA Offcial Channelよりご覧ください。

 

2021年4月11日 (日)

AIRCRAFT STRUCTURES.

David J.Peeryにより1949年に書かれた”AIRCRAFT STRUCTURES”。

社内スクールの先生から「この本は読んでおくべきだ。構造設計のバイブルだよ。」と教えていただきました。
運のよいことに再版されたようで手に入れることができました・・・英語版で(汗)

ん~、中身理解できるか読み切ることができるかは今のところ神のみぞ知る、かなぁ。

でも結構拒否反応が出ない理由を発見。挿入されている図表がものすごく懐かしい。

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定規や手書きで書かれたもの。

学生や社会人駆け出し?のころ、大先輩の方々がフリーハンドでわかりやすく図解してくれながら辛抱強く教えて下さったことを思い出します。

なんでもコンピュータ化された今、技術の基盤を本当にきちんと受け継いでいけるのか、伝えていくためにはどうすべきなのか真剣に考えていきたいと思います。

 

 

 

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