Black Friday.
ブラック フライデーでダウンタウンやショッピングエリアは大混雑なのでしょうが、田舎のここでは休業する個人商店も多くて静かなものです。
会社も基本休みで広い駐車場に車もまばら。
夕方、暖炉の清掃・点検をしてこの冬初点火。
このあたりのほとんどの家には地下室と暖炉があります。
贅沢品でなく必需品。
地下室はトーネード地帯のため避難場所として。
家から数十メートルのところに長い曲がりくねったトレンチがありますが、これは数十年前トーネードの通ったあと。
暖炉は冬季長時間停電に備えて。
フリージングレインで木が倒れ、それが電線を切ったり、車が電柱(木製がほとんど)に衝突してなぎ倒したりと数時間の停電は普通。
古くから住む隣人によると雪と低気温で停電・数日間外出禁止だったこともあるとか。
そんなとき電気に頼らない暖炉は強い味方。
これは天然ガスの簡単なものですが、これ一つで屋外マイナス20℃でもなんとか暮らせる室内温度を保ち、配管の凍結を防いでくれます。
アウトバック3.6Rはガレージで冬に備えてバッテリーメンテナンス中。
撮影用のためバッテリーテンダー本体をバッテリーの上に。
MADE IN PRCと書いてありました。
アメリカ中西部、そろそろ冬支度です。
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コメント
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STELLA55さん、こんにちは。
度々の投稿で恐縮です。
今週国内外のいくつかメディアでスバルが取り上げられています。
(1)11月26日付の朝日新聞朝刊の記事
「「実用燃費」向上に注力 自動車各社、カタログとのズレ縮小」という記事です。
大半がインプレッサについて書かれていてスバルの真面目なクルマづくりが描かれていると思いましたので抜粋を掲載します。
(前略)
富士重工業が10月に全面改良した主力車「インプレッサ」は、カタログ燃費がガソリン1リットルあたり18.2キロ。
先代の同17.6キロからの改善はごくわずかだ。
開発責任者の阿部一博さんは「カタログ燃費ではなく、実用燃費の向上に開発資源を振り向けた」と話す。
カタログ燃費は、車を一律に比べられるよう、国が決めた一定の走行パターンで計算する。
平らな直線で加速と減速を繰り返すもので、各社はその「テスト対策」に特化した開発を進めてきた。
だが、阿部さんらが数万人の走り方を分析すると、速度をあまり変えない運転や、カタログ燃費では考慮しないエアコン使用を伴う運転が多かった。
そこで、運転の際にガソリンを食わずにエンジンやエアコンを動かせるよう工夫を重ねた。
「給油時に燃費のよさが実感できるはず」と阿部さん。
カタログ燃費にはほぼ反映されないため、その部分だけをみれば新型車として見劣りするが、販売でも実用燃費の良さをアピール。発表後1カ月時点で、目標の4倍超の1.1万台を受注した。
日本自動車工業会は「実用燃費はカタログ値を平均2割下回る」と認める。
三菱自動車の燃費偽装問題も、消費者の不信感を増幅させた。
低燃費で人気のハイブリッド車(HV)も、実用燃費が4割も悪い場合があると指摘される。
(後略)
スバル、こんなところでも他社に先んじているんだと思いました。
(2)11月27日付Forbes電子版
「北米での再起狙う独VWの5つの問題」と題したコラムの中の記載です。
(前略)
VWの問題点の一つは、小型のモデルに集中しすぎていることだ。
ショールームやディーラーの店頭には、「CC」や「ビートル」などのモデルがあふれている。
さらに、「アトラス」を発売すればVWは、合わせて10モデルを展開することになる。
成長を実現した例として、スバルを参考にしてみるといい。
製品ラインを絞ってリソースを集中させ、一貫した宣伝活動に行うことで、スバルは過去8年間に「インプレッサ」と「フォレスター」、「アウトバック」でVWのおよそ2倍に当たる販売台数を達成した。
さらに、インプレッサをベースにした「クロストレック」と「WRX」は、販売予想を上回る売り上げを記録している。
(後略)
Forbesは米国におけるスバルの商品戦略とそのマーケティング手法にも高い評価を与えていました。
愛車のメーカーがいろんな角度から評価されているのは何よりうれしいことです。
そしてオーナーはメーカーのそんな姿勢を実感できますね。
国土も気候もダイナミックな米国でのお仕事どうぞお気をつけて、また実りあるものになりますよう願っております。
投稿: MABE | 2016年11月29日 (火) 08時36分
MABEさん、いつも大変すばらしいコメントありがとうございます。
二つの記事、スバル車オーナーとしてうれしいですね!
また、記者さんとスバルのコミュニケーションが良く取れていると感じました。
燃費はその通りですよね。きわめて良いというわけではありませんが、コンスタントに走行条件に見合った燃費がでる。
長距離時など、走行距離で給油タイミングがしっかり読める。
VWはなるほどと思いました。
モデルが多すぎてもだめなのですね・・・。
また品質面でも、アメリカに赴任中、ディーラーの周りを修理待ちのVWが列を成していたシーンを忘れられません。
車としての性能は素晴らしいと思いますが。
アメリカでの仕事、嫌いでないので元気に頑張ります。
ありがとうございました!
投稿: STELLA55 | 2016年11月29日 (火) 22時35分