TC380はとても面白かった。
乗り比べ第三弾。
S207とBRZ RA Racingに続き、今日はTC380をお山へ。
結果「TC380最高!」
某イニシャルDじゃありませんが「登りは大馬力ターボ車、下りは軽量NAだろうな。」と思っていたらTC380どちらもいける。
限界まで攻めていけば、まあフロントタイヤがダレてきて86に負けるかもしれませんが。
雨のお山の登りは、背高系の軽自動車の後で。追いついた瞬間、「この車は絶対先に行かせてはくれないな。」となぜか確信して・・・その通りに。お山登り全線で直線規制速度、コーナー30km/h。
今日はS#縛りと決めていたので、S#3速で行けるかトライ。
恐るべきはアライモータースポーツ/富士スバルチューンのTC380仕様EJ20。登り全線低速にもかかわらず、S#・3速で上り切ってしまった。
ビッグタービンに換装した380馬力エンジンがここまでのフレキシビリティーを持っているとは。アライモータースポーツ/富士スバルのエンジンチューンは本物ということ。
ここまではウォーミングアップ的に流す。なんかリズムに乗れてない。速い黒のVABに道を譲ったし(汗)
この車、ドイツ人向け?セミバケシートなのでフルバケに比べればホールド不足。リクライニングちょっと前に、ステアリング下げて少し手前に。
これで180度切っても肩がシートバックから離れない。
S#ホールド、VSCは切らない(すみません根性無しです。)で濡れた路面に再度挑む。
タイヤ温まる。やはり群馬のお山にはRE71とかNEOVA系の国産ハイグリップタイヤ、いいわぁ。この車はNEOVA AD08の245/40 R18。VAB WRX STI系は18インチがベストだといつも思う。
キンコン。よくできたABSに任せてかなり手前でフルブレーキングでグリップ確認、ヒールアンドトウ・2速でコーナー飛び込んでステア。
アクセルパーシャルでじっと我慢。ステアリング戻しながらクラッチ一瞬切ってエンジン回転上げてドン。
「速えェ。」タービン回転数落とさなければこんなに乗りやすいのか。びっくり。
あっという間に旧管理事務所跡。落書きする奴はどこにでもいるなぁ・・都会の専売特許じゃないのか。
いい音させて86?が駆け上がっていきました。
登りスタート。大馬力AWDターボ車の本領発揮。
まめなシフト・クラッチ操作は結果につながります。最高に気持ちいい。
キンコン、フルブレーキング、シフト、ステア。「ピッチング一発、ロール一発。」FSWショートでの師匠の言葉を思い出す。
低いギヤを積極的に使って高回転維持。雨が止みADVAN NEOVAのネバネバ?グリップ復活。
高回転がスピードを生み、スピードが高回転を生む。太過ぎないタイヤと高強度Rays ZE40鍛造ホイールを信じて荒れた路面に突っ込んでいける。
EJ20+GTⅢRSタービンは少しの直線でミニサーキット第一コーナー突っ込み速度に近いレベルに車体を持って行ってくれる。
蛍光イエローの6/2POTブレーキはリニアな制動カを発揮してくれてサーキットでもなければ十分以上。
サスはノーマルカヤバダンバーにアライモータースポーツフロントブレースが入っているだけ。STIフレキシブル系のパーツはゼロ。
でも最高。プロ中のプロが組みなおしてくれたノーマルサス。
お山のTC380、本当にいい車でした。
一般車に混じった帰りの下りではいかにきれいなラインで修正舵なしに走れるか練習。
TC380は綺麗に走ってくれました。
購入したてのころ首都高やお山でドカンと来るパワーに手を焼いて「この車は高速で楽しむもの。」とか思ってしまっていましたが一生懸命クラッチ使ってシフトしてタービン回転維持してあげればこんなに面白いとは。
S207オーナーでもある私が言うのもなんですが、TC380ってVAB系コンプリートカーの一つの頂点かもしれないと思います。
そしてカヤバダンパー・18インチホイールの素のWRX STIのバランスの良さがそれを可能にしたと。
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