新型WRX S4、お山へ。
たまげたなぁ・・・新型WRX S4の走行性能は異次元でした。
お盆で群馬北部へ新型WRX S4で往復。
帰りは山間部のワインディングが続く道を選択。
S#で山道に突入。
最初はシフトパドル使ってマニュアルモードで走るがどうも調子が出ない。
エンジンブレーキが期待通りに効かなくてコーナー手前減速で焦ったり。
サーキットでの86ATでAT任せのほうが速かったことを思い出す。
ブレーキとアクセルだけで車に任せてコントロール。
コーナー手前でアクセル軽く戻すだけでブリッピングしてエンブレ効かせてくれる。
そのままブレーキ踏み込むとブレーキとエンブレが協調して最大限の減速G出してくれる。
ターンイン、アクセルオン。
カタログデータでは控えめなエンジンが「これ300馬力超えてるよなぁ・・・」という感じでエンジン・ミッションの協調制御で余すところなくエンジン出力を路面に伝える。
上りコーナー脱出の路面に伝わる実パワーではSTI並みなのかもしれない。
色々な制御が目まぐるしく働き車を安定させて走らせてくれているのはわかるが、それが全く違和感がない。
コーナーを実に楽しく駆けさせてくれる。
シンプルなコイルサスは強靭なボディーと相まって破綻なく荒れた路面をとんでもない速度で抜けてくれる。
2ピニオンの凝ったパワーステアリングは本当に自然で最高のフィーリング。
思った通りに前輪が切れていって思った通りにステアリングがするすると戻る。気持ちいい。
フロントウインドウ・サンルーフ全開。高原の風、反射する少し懐かしい水平対向四気筒サウンド。
操作の通りに減速し、曲がり、加速する。
WRX STIやBRZ(MT)と比較しても別種の楽しさ。
群馬のお山を高出力スバル車で走るのは本当に楽しいです。
新型WRX S4のGT-H、まさかこれほど楽しいとは。
山道走行中はS#一本でセッティングなど気にすることなく運転に集中できる。
S#の制御ロジックは素晴らしく良くできていてコーナー10ほど抜けた後は思いのまま。
新型WRX S4 GT-Hは積極的に購入してもよろしいかと。
暮坂峠もいつの間にか整備され、沢山楽しそうな施設ができて。
”日本ロマンチック街道”群馬エリア、皆様ぜひともお訪ねくださいませ。
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